2026年2月16日(月)

藤沢宿のマンホール

神奈川県藤沢市藤沢1-1 藤沢橋交差点付近

マンホール

境川沿いに下って来たサイクリングロードを離れて国道に出るところに趣のあるなまこ壁の建物が建っている。初めて見た時には観光案内所かと思ったのだが、閉じられた入口に掛けられた「藤沢橋自動車排出ガス測定局」の看板を見てがっかりした覚えがある。

測定局

周辺は旧東海道・藤沢宿の江戸側の入り口にあたる。境川には赤い欄干の遊行寺橋(旧大鋸橋)が架かり、江の島弁財天へ詣でる道標も立っている。2016年には藤沢市ふじさわ宿交流館もできた。

この建物の前に去年(2025)藤沢宿をイメージしたマンホールが設置された。当地にゆかりのある小栗判官が浮世絵風にデザインされている。

藤沢宿の照手姫や遊行寺の上人が登場する小栗判官伝説は、中世以降に説教節や浄瑠璃、歌舞伎などに翻案されて人気の演目となり、藤沢と言えば小栗と言われたという。現代では市川猿之助のスーパー歌舞伎にも採用されて話題になった

ちなみにマンホールのモチーフとなったのは三代歌川豊国(国貞)が描いた「役者見立東海道」の「藤澤・小栗判官」で、小栗判官を演じているのは歌舞伎役者の初代坂東竹三郎だそうだ。

東海道藤沢宿の成り立ち・しくみ | 藤沢橋自動車排出ガス測定局について

(江の島弁財天道標) 藤沢橋交差点角 | 遊行ロータリー