プラモニュメント
静岡県静岡市駿河区 / 葵区

小学生の頃、プラモデル作りに夢中になっていた。京王線布田駅前(北口)にあった日本堂という模型店は当時の子どもたちのたまり場で、お金がない時でも並んでいる模型の箱だけを見に通っていたものだった。

主に作っていたのは戦闘機で、Dassault Mirage III C(イスラエル軍、中東戦争)、AH-1G HueyCobra(米軍、ベトナム戦争)などの名前を思い出す。ただ説明書通りにつくるだけでは物足らず、迷彩色などの塗装をしたり、朝鮮戦争におけるF-86 Sabre(米軍)とMiG-15(北朝鮮軍)の空中戦を再現するジオラマを作ったりしていた。
今の子どもたちが夢中になっているガンプラ(ガンダム)はお話の世界の戦争兵器だが、わたしが作っていたプラモデルは現実世界の戦争兵器だった。でもそれをリアルに感じたことはなく、自分には縁のない遠い世界のことのように考えて楽しんでいた。今それを思うと複雑な気持ちになる。
静岡市には多くのプラモデルメーカーが集まっていて「ホビーのまち静岡」「模型の世界首都・静岡」を名乗っている。街中に設置されたプラモデルキットのような郵便ポストや電話機を見ると、プラモデルも「平和利用」がいいなとしみじみ思う。
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