大 燈 籠
東京都千代田区九段北3-1 靖國神社参道

靖国神社駐輪場に自転車を止めて、参道中ほどの第二鳥居から境内に入る。鳥居の両側にそびえ立つ大燈籠は昭和10年(1935)に富國徴兵保険相互会社(現・富国生命保険相互会社(フコク生命))から奉納されたものだ。

基壇部分に設置されたレリーフには、日清戦争から満洲事変までの主な戦闘場面が描かれている。社殿に向かって左側が陸軍、右側が海軍のものだ。
陸海それぞれ7場面ある中でわたしにわかるのは、陸軍では爆弾三勇士、海軍では東郷元帥が軍艦三笠の艦橋で指揮を執る場面ぐらい。たぶん当時の人には周知のものばかりで、これを見て「わたしもお国のために頑張ろう」というようなことを思ったのだろう。日清戦争(1894)から満洲事変(1931)まで約40年間(そしてその後の10年あまりも)日本はずっと戦争をしていたのだ。
現代の人たちは特に興味も示さず素通りしていく。わたしも含め多くの人の関心事は桜が咲いているかどうかだ。
それを不敬と言うなかれ。そういう平和ボケな状態でいられることを幸せに感じていたいと、きな臭いニュースを見聞きすることが多くなった今こそ思う。
