2026年4月9日(木)

滝の御前稲荷

福島県いわき市四倉町志津

大燈籠

久之浜バイパスができて県道395号になった浜海道の旧道が四倉で元の国道6号に合流するところに小さなお稲荷さんがあった。「滝の御前」という名前だが周囲に滝はない。国道の工事などにより移転して現在地に鎮座していると説明があった。

稲荷

昭和50年(1975)の日付が記された千手観世音菩薩の石碑には「国道6号の拡幅のため本堂を撤去して代わりに石塔を建てた」と記されている。

その後ろの大きな石塔には「寶暦十一巳天正月二十六日」(1761)と250年近く前の日付が刻まれていた。

祠は小さいけれど長く信仰され大事にされてきたことが伝わってくる。

文化財があるわけでも、特段の御利益が広く知られる名所でもないけれど、地元の人たちが守ってきたこういうささやかな場所には自転車旅だからこそ出会うことができる。そういうところで感じるなんとなくほのぼのとする雰囲気が好きだ。

滝の御前稲荷の由来