童謡「夕焼小焼」ゆかりの地
東京都町田市相原町3104-1

城山湖からの帰り道、町田街道沿いに童謡「夕焼小焼」の歌碑を見つけた。歌碑と言っても碑(いしぶみ)ではなく看板のような形で、きれいな夕焼けの写真を背景に作詞者・中村雨紅の自筆サインが添えられた童謡の歌詞と由来が記されている。

碑は立派なお屋敷の植木に埋もれるように建っている。ここは中相原の諏訪神社の権禰宜・中村武比古氏宅で、雨紅は中村家の養子だった時期があったのだそうだ。
結婚を機に養子縁組は解消しているが、ペンネームの中村雨紅(本名・高井宮吉)はこれに由来する。
年をとって子ども時代を思い出す時、夕焼小焼の歌とともにその情景を思い浮かべる人は多いのではないだろうか。ノスタルジックな思い出には青空よりも夕焼けが似合う気がする。
夕焼小焼の歌碑は、わたしが知る限り都内では五カ所に建てられている。それとは別に、町の防災無線などで流される時報に使われている例も多い。広くみんなに愛され、それぞれの思い出に結びつく歌なのだなと思う。
