金 沢 城
石川県金沢市丸の内1-1 金沢城公園

金沢と聞いてすぐに頭に浮かぶのは兼六園。岡山の後楽園、水戸の偕楽園と並ぶ日本三名園として知られている。冬に庭木を積雪から守るために行なわれる雪吊りが風物詩として有名だ。

金沢城に付随して加賀藩主前田家の別荘などが置かれた大名庭園だが、あれ、主役のはずの金沢城のイメージが全然浮かんでこない。
戦国時代に加賀一向一揆の拠点として築城され前田家によって整備された金沢城は、江戸時代から明治時代の度重なる火事でほとんどの建物を失った。跡地は1949年に開校した金沢大学のキャンパスとして1996年まで利用されていたというから、お城としてのイメージが無いのも無理はない。
石川門、三十間長屋と土蔵(鶴丸倉庫)の3棟だけが藩政時代の姿をとどめている。
大学の移転後に公園としての整備が進められ、菱櫓や河北門などいくつかの建物が木製復元された。現在は2033年頃の完成を目指して二の丸御殿の復元整備が進行中だ。数年後には金沢は兼六園だけではないぞという姿を見ることができそうだ。
