厄災除けの草鞋や蛇

自転車散歩を始めたばかりの頃、子どもの頃から「お地蔵さん」と呼んで親しんでいた路傍の石仏に地蔵菩薩以外にも庚申塔や馬頭観音など色々な種類があることを知りました。

そうして道の辻や橋の袂など集落の境に祀られた神々は塞の神(さいのかみ)と呼ばれ、外部から来る厄災を防ぐガードマンのような役目を担っています。
同じ役割を藁で編んだ草鞋や蛇(じゃ)に託して集落の境に祀る例にも出会いました。
「ふせぎ(塞)」「道切り」「辻切り」などと呼ばれ、草鞋や蛇は厄除けの祈りと息災の感謝を込めて一年ごとに新調されるようです。雨風に打たれてボロボロになった蛇たちは戦い疲れた兵士のように見えて、通りすがりの身でありながら一年間守ってくれてありがとうという気持ちになります。
注連縄として編まれた大蛇が鳥居に巻き付いている神社にも出会いました。
