美術の森
東京都小金井市中町1-11-3

洋画家・中村研一のアトリエ跡に建つ中村研一記念美術館に隣接して、中村研一の旧邸とその庭が美術の森として公開されている。

国分寺崖線(ハケ)から湧き出た清水は、組井筒からあふれて庭園を潤し、南側のはけの小路に沿って流れて野川へ注ぐ。はけの自然をそこに住んでいる生き物たちまるごと守るために、ビオトープと言う考え方が採用されており、いきものの隠れ家や巣になる石組みや木の枝を束ねたものなどが所々に配置されている。
秋が深まった頃、紅葉狩りをかねて美術鑑賞に来ると良いかもしれない。
旧邸は庭内の茶室にちなんで「花侵庵」と名付けられた喫茶室になっている。
