2025年7月26日(土)

釜石鵜住居復興スタジアム

岩手県釜石市鵜住居町第18地割5-1

マンホール

思ったよりも小さなスタジアムで驚いた。

常設の座席数は約6,000席。2019ラグビーワールドカップの時には、仮設スタンドを増設して16,000席にした。それでも秩父宮ラグビー場(約25,000席)、花園ラグビー場(約27,000席)の6割程度しかない。

スタジアム

震災の被害に遭った鵜住居小学校と釜石東中学校の跡地に建てられたので、周囲に賑わいは無く閑散としていることもスタジアムの小ささを際立たせているように思う。

震災からの復興を期して建設が計画され、ワールドカップも招致された。どんなに立派なスタジアムが建ったのだろうと思って来たのだが、それが負の遺産になりかねない今の釜石の状況を考えれば身の丈に合った規模だと言えるかもしれない。

ワールドカップのフィジーvsウルグアイ戦には14,025人が応援に訪れた。その後も、ラグビーリーグワン・釜石シーウェイブスの試合や夏祭り・釜石よいさなどが開催され、町は徐々に賑わいを取り戻しつつあるようだ。