三陸御社地天満宮
岩手県上閉伊郡大槌町末広町1-19
大槌町の震災関連モニュメントを探していたら天満宮に行き当たった。真新しい社殿の横に明治と昭和の津波記念碑が建っている。
向かって左の大きい方は昭和の大海嘯記念碑で浪板海岸駅前にあったものとほぼ同じ内容に大槌町の被害状況が記録されている。右の明治の方は達筆で読みにくいが、被害状況と共に追悼歌らしきものが添えられているようだ(※)。
天満宮前の電柱には鷽(うそ)替え神事にちなんだ鷽の絵が描かれていて、「奉献 令和3年度大槌学園総合文化部」と記名があった。「厄難よウソになれ」との願いを込めて、同校の7、8年生(中学1、2年)が納めたものだそうだ。
※ 「一声は千々の谺(こだま)や吐血鳥(ほととぎす)」 声がかれるまで避難を叫び続けたことを歌った、と大槌町観光交流協会のHPに解説がありました
※※ この旅の直後の8月5日に、東日本大震災の屋外型追悼施設「鎮魂の森あえーる」が大槌町須賀町10にオープンしました