八幡馬 と 謎のオブジェ
青森県八戸市八日町43-1 三日町交差点角
カラーマンホールを探して八戸の中心街を歩いていると、不気味なヤマネコのようなオブジェに出会った。宮沢賢治の版画で彫られた古い絵本(例えば「注文の多い料理店」とか?)に出て来そうな妖しい雰囲気を漂わせている。
台座につけられた説明書きのプレートは字が消えかかっていてほとんど読めない。幽かに「虎舞い」らしき筆跡が見えた。
通りの両側に同じようなオブジェが点在している。通りの北側は町並みや灯台など観光名所の景色らしきものが表現されていて、南側には祭りや民俗芸能の踊り手らしき人の姿が並んでいる。どれも説明は読めず、ネットで検索してもなぜかどこにも取り上げられていないのが何とも気持ち悪い。
探していたマンホールは、郷土玩具がデザインされた小型のものが見つかった。「八幡馬」「八戸S.S(※)」と書いてある。八戸駅で見たものは「八幡駒」と書いて(やわたうま)とフリガナが振ってあったが、「八幡馬」の方が一般的であるらしい。
※ S.S = Sewerage System (下水道)