2025年10月6日(月)

ゴールドポスト

東京都江東区大島9-3-10 都営新宿線東大島駅前

ポスト

2024年パリオリンピックのスケートボード・男子ストリートで堀米雄斗選手がオリンピック2連覇を達成した試合は劇的だった。

駅前

自由演技の「ラン」を4位で終えた堀米選手は、誰が一番難易度の高い大技を決めるかを競う「ベストトリック」に勝負をかける。

試技は5回。1本目を決めて暫定3位に浮上したものの、2,3,4回目を失敗して7位まで順位を下げた彼は最後も妥協せず、実戦でわずか1度しか成功していない大技「ファイブオー」に挑み成功させる。得点は97.08。2位を0.1差で逆転して金メダルに輝いた。

失敗してもあきらめずに挑戦する姿にも胸を打たれたが、何よりも感動的だったのは、勝利の瞬間にライバルたちがその成功を称えて王者を祝福したことだ。

勝ってうれしい、負けて悔しいではなく、凄いヤツを凄いとリスペクトし称えあう光景をほかの競技で見ることは少ない。そういうところもスケートボードの魅力の一つだ。

東京オリンピックの金メダルを記念したゴールドポストを見て、またあのシーンを思い出した。

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