石造龍吐手水鉢
神奈川県横浜市港北区小机町1379 本法寺

石桶に取り付いて対峙する二匹の龍。水場を争って睨みあっているようにも見えるし、もしかしたら求愛の場面なのかもしれない。迫真の場面を一つの石から彫り出した技術が見事だ。

龍の口から水が出る手水舎はほかでも見ることがある。ここでも奥側の鎌首をもたげている方から水が出る仕掛けになっているらしいのだが、そうすると手前の龍はその水をまともにかぶることになりそうだ。
火炎放射ならぬ吐水攻撃というか、あるいは口移しで水を飲ませる技なのか。いずれにしても手水を行うには手前の龍が邪魔な感じがするのだがどういう仕組みになっていたのだろうか。
あれこれ考えているとウォーキングツアーらしき団体がやって来た。ガイドさんが「…メイド フロム ワン ストーン…」などと棒読みの英語で説明をしているのが聞こえる。外国人が見に来るほど有名なのかと思うと同時に、次に彼らが訪れる名所がどこなのかを知りたくなった。
わたしの調べでは特にそれらしいものは引っかかってこなかったのだが、はてさて何があるのか。気になるぅ。
