2026年8月4日(火)

童々広場

東京都府中市寿町1-12 桜通り広場公園

空

Where have all the flowers gone ?

花はどこへ行ってしまったんだろう。童は青空を見上げて遠い昔を懐かしむ。満開の花をつけた桜の枝を、この柱で支えていたのは遠い昔の話。

広場

桜のトンネルが見事だった桜通りのソメイヨシノは、老齢化のため2020年頃から若いコシノヒガンに植え替えられている。新しい木は枝があまり広がらない種類なので、もうこの柱で桜を支えることもないだろう。

桜があった頃を知らない人は、この柱は何だろう、何かのメタファーなのだろうかと訝しむ。そんなこと知らないよ~と無邪気に走りまわる童たちと柱を抱えて物思いにふける童の動と静の対比からなにかを読み取ろうとしたりする。考え過ぎだよ。

桜が伐られたのはちょうどコロナ禍で外出が制限され、桜まつりも中止になっていた時期だった。コロナが落ち着いて久しぶりに外に出てみたら、あれ?桜がない!そんな思いをした人も多かったに違いない。

なんか最近そういうことが多いような気がする。どさくさに紛れて世の中がわれわれの意図しない方へ、キナ臭い方向に進められているような。これも考え過ぎかな。

※ 冒頭の英文は反戦歌「花はどこへ行った」(Pete Seeger、1955)の一節です。日本ではPeter,Paul and Maryの歌(1962)で有名になりました。

キャプション(2002年春の童々広場) | ソメイヨシノがあった頃の桜通り