2025年8月9日(土)

リンゴのポスト

青森県弘前市上白銀町1-1 弘前市役所 前川本館前

ポスト

りんごと言えば青森。令和6年(2024)産の生産量は370,500tで二位長野(106,400t)に3倍以上の差をつけている(農林水産省の発表資料より)。弘前はそのりんご栽培発祥の地で、県内でもトップクラスのりんごの産地だ。

150周年

明治8年(1875)に内務省勧業寮から青森県県庁に配付された3本の苗木から青森県のりんご栽培が始まったという。今年はりんご植栽150周年ということになる。

子どもの頃インドリンゴというものがあって、寒い青森と暑いインドが結びつかず、まさかりんごはインド産ではないはずだがと不思議に思っていた。旧東奥義塾外人教師館にあった説明によると、同校のアメリカ人教師イングさんがりんごを日本に紹介したことに因んで、その後弘前で開発された品種に「印度」という名前が付けられたという説があるそうだ。それを聞いてあの頃の懐かしい思い出がふわっとよみがえってきた。

市庁舎前にあったりんごを載せたポストには「りんご色のまち 弘前」と書かれている。その標語の通り市内にはりんごをモチーフにした時計などりんごの意匠があふれていた。

りんご植栽150周年メッセージ | 弘前りんごのはじまり

りんごの時計 | りんごの鈴