2025年5月8日(木)

口留番所跡

東京都八王子市上恩方町2174

上

久しぶりに恩方を訪ねてみると、趣のある洋館風が素敵な上恩方郵便局の看板が無くなっていた。この春に500mほど川下の新店舗に移転したらしい。

下

大工さんが出入りして内装工事をしている様子だ。外観を保存して別の用途で使われるのだろうか。是非そうなってほしいと思うけれど、今のところ何も情報が無いのが心配だ。

口留番所跡にあった桜の木もなくなって、関場記と松姫之碑は雑草に埋もれている。その先で営業していた古民家レストランも、看板はそのままに門を閉めたままだった。

時は流れいろいろなものが変わっていく。年をとると昔のことばかり考えてしまうけれど、しんみりとした気分とは裏腹に空はきれいに晴れて新緑がまぶしい。世の中は常に明るい方へ、素敵な方へと新しくなっていくのだと思うことにして道の先へペダルをこぎ出した。

関場記 | 松姫之碑 || 八王子市教育委員会の説明板

上恩方郵便局の今昔

2003年12月30日の訪問記